ようやく厳しい冬から解き放たれようとしている。しかし、三寒四温とよくいつたものですが、インフルエンザや風邪をひくのはこんな時節だ。今日も、帰りの電車の中に咳する乗客も何人かいた。
今日は調布ホルン系ハーモニカクラブ三月定例会です。今年の5月26日(日)に、恒例の京王沿線のハーモニカコンサートに出演する。「思い出のアルバム」と「恋のしずく」を合奏する。日本でも、成功した例がないといわれるホルン系ハーモニカの合奏に取り組んでいます。
なぜなんだろうか。まず第一に指導者が断然少ないこと、奏者の皆さんの多くがホルン系ハーモニカを第二ハーモニカとしていること、そもそもホルン系ハーモニカの皆さんの練習量が極めて少ないこと、独奏者の演奏会への出演も少ないこと・私を含めてソロ演奏の音楽性がいまいちなこと、ホルン系ハーモニカの入門テキスト(CD・DVDも含め)がいまだに存在していないこと等、が思いつく。ホルン系ハーモニカには、課題が山積なのだ。ひとつの楽器を思うように演奏することは生半可なことではない。自分の修行が足りないに尽きる。
私は皆さんがホルン系ハーモニカの基礎を徹底して学び、独奏にもっと取り組んでほしいと思う。合奏はその次でも遅くない。
今年は、私とともに「宵待草」を一年を通して取り組んでいく予定です。私も、虚無僧尺八の心髄「一音成仏」とは何かを、いつも考えながら演奏を続けていこうと思います。