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今日は、調布ホルン系Hmクラブの定例会です。何となく梅雨の気配がしてきました。さまざまな「あじさい」が通りすがりに咲きほこつています。「とうもろこし」も実をつけはじめました。初々しいはけのような毛があちこちに。
今回から練習前に簡単なストレッチを取り入れた。それからストロー呼吸をはじめる。一通りの基礎練習を終えてから、スロート(のどによる)「ビブラート」の出し方の練習をする。ホルン系ハーモニカのソロ演奏には欠かせないテクニックなのだ。しかし、どういうわけか「ビブラート」を出せる人は少ない。私もネットで検索してみるものの、「ビブラート」の出し方は、言っている人おのおのまちまちで、かえって混乱するばかりです。この「ビブラート」も、子供が初めて自転車に乗るときと同じで、あるとき、すっと乗れるようなる。こんなことだったのか、ということになる。

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DSC_1273とうもろこし
「ソラシド」にビブラートをつけるには、「そ」の母音ォォォォを吹いていくようにすればよいと思います。「ら」ではその母音ァァァァを吹いていくようにすればよい。以下同じようにする。だだ「のど」をふるわしただけではいわゆるちりめん「ビブラート」になりかねない。
しっかりとした「息の支え」をともなった腹圧が必要です。この腹圧が「のどの震え」を「息のふるえ」とつなげ、それがハーモニカの「リード」を振るわせることにつながっていくと私は考えています。ハーモニカの「リード」は、私達のからだの「のど」とちがつて、からだの「異物」です。「異物」だから、そんなものを振るわせることは容易ではないことが理解できるとおもいます。この違いを理解したうえで、「ビブラート」に取り組んでみたらいかかでしょうか。「ビブラート」が出せるようになればどんなにか「演奏」が楽しくなり、「演奏の幅」をおおきくひろげることになることでしょう。