第50回というから、すごいな。
今から50年前私は何をしていたのだろうかとふと思った。もちろんハーモニカとは無縁の生活をしていた。地方の大学を卒業し、愛知県から、家出するように関東に出てきたころだ。学生たちが集団で、山手線の電車の中で、ヘルメットをかぶり「ゲバ棒」をもって、喝破していた。これには驚いたなぁ・・・・・。50年後のかれらの多くは、いまではよき「おじいさん」となっていることでしょう。
そして50年後の今、私はこの伝統ある「ニッポン・ハーモニカ・クラブ」のコンサートに立っている。しかも、ハーモニカの中でも、マイナー的な「ホルン系ハーモニカ」を吹奏している。なんだろうか、この格差そしてふしぎな縁は・・・・・。
今日のコンサートは、午後2時からはじまり、午後7時過ぎに終わった。5時間にも及んだ。みんなこの代表的な「ハーモニカコンサート」に出演したい表れだ。長野・静岡・富山等の地方からの参加も増えてきた。今回、ホルン系ハーモニカで二人のソロ演奏がありましたが、今後、どうなつていくか注目したいところです。
今回のコンサートの主催者やこのコンサートに関わるスタッフの皆さんのこの一年の労力は大変なものでした。お疲れ様、ありがとうございました。