なお、滝廉太郎の死因は、肺結核という呼吸器系の疾患でした。今回の新型コロナウイルスで、つくづく人類の弱点は呼吸器系であることを感じました。しかし、これは、われわれ先祖のはるか先祖の生物が海から陸上に上がるときに創られた肺呼吸の仕組みが間違っていたということではありません。むしろ人類がとくに産業革命以降の大気汚染と自然環境を無秩序に手を加えてきた」タグアーカイブ

荒城の月

今日は、滝廉太郎(享年23歳)の命日とのことです。ホルン系ハーモニカのサークルでは毎回Cmの半音階練習で、この曲を使用しています。ただ半音階の練習のためにこの曲使用しているのではありません。この曲を通して、人の世の栄枯盛衰、人生の悲喜こもごもを感じ取って、各自で演奏に活かせてもらえればいいのではないかと思っています。

私の手元に「荒城の月」一曲だけのCDがる。滝廉太郎の没後100年記念企画アルバム20曲です。声楽、合唱、各種の楽器演奏など、どれも素晴らしい演奏です。ハーモニカでは斎藤寿孝先生が万感の演奏です。びっくりしたのは、私の呼吸法の師である尺八奏者の中村明一先生も演奏されていたことです。また、ベルギーの修道院の聖歌隊が「荒城の月」を聖歌としてうたっているこも新鮮でした。

川柳駄句 ウイルスに「荒城の月」聴かせたし