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太陽が俺を使えと人類に   風 鈴

ドンパチが始まってしまった。まだ世界中でコロナの猛威が続いているのに。         ウイルスもビックリ仰天あきれ果て 風 鈴

エネルギー危機が叫ばれています。もう何時までも化石燃料にたよっているのではなく、風力エネルギー、太陽光発電システム等々に切り替えてはどうでしょうか。原発はコストも膨大であり、未だ人類がコントロール出来ていないしろものだ。今回のウクライナ戦争を見ても明らかなように、戦略的にも危険ですね。

それにしても、この地球上の何処かで、人類による戦争や、殺し合いの絶えたことがない。なぜだろうか。それは人類進化の発祥までさかのぼる。人類が樹木から地上に降りて直立二足歩行を始めて、手が自由になった。それと共に、脳も発達させて生きるための道具を発明、使用するようになった。最初は狩猟や農耕のためであった。ありあわせの石、棒切れ、やがて手を加えた石器、さらに弓、やり、斧、鍬等々ドンドン精巧なものを発明、それにより生産力も発達させた。そして、やがて人類は他の動物と同じように食物をめぐる縄張り争い、群れ同士の衝突を繰り返すようになる。それに、これらの道具が利用されるようになる。戦のはじまりである。まさしく人類700万の歴史は戦争の歴史でもある。

他の動物では同種同士では殺し合うことはほとんど無い。自分の持ち合わせている武器でのみ、縄張りから追っ払うか、威嚇してほとんどが決着する。ところが人類だけが殺人道具(武器)を生産するようになり、人類が互いに殺し合う宿業、宿命を持つことになってしまった。そして今では人類滅亡さえ危ぶまれる核兵器を手にするようになった。国家という縄張り、群れが解消しないぎり、残念ながらこれからも、人類は互いに戦い続けることでしょう。今だ人類は、脳の進化の過程(精神的に未発達、未熟)にあり、幾百千万年後のいつの日か人類が精神的に一つになるときまで待たなければならないことでしょう。それでも、核兵器廃絶の動き、日本国憲法前文、戦争の放棄、国連憲章前文などは人類の行く先の希望を示している思う。